【NASDAQ100未来予想図Ⅲ】毎月1万/2万/3万/4万/5万とスーパーリアルな金額を積立投資したら10年後・20年後・30年後にはいくらになっているのか?をモンテカルロシミュレーションしてみた

投資戦略

こちらの動画で視聴者さまからこんなコメントを頂きました。

「今22歳でクレカ積立でSP500に5万、ナスダック100を2万にしようと考えています」

まず22歳でその金額を投資に回しているなんて、将来は資産家になっている可能性が極めて高いと思います。

私も22歳に戻りたい。

そして、前回のナスダック100の毎月5万円から10万円のシミュレーション動画で

「もう少し低い金額もあるとさらに現実的に」というコメントを頂きました。

そこで今回は、「毎月1万から5万をナスダック100に投資したら将来はどうなるのか?」のシミュレーションを行いました。

ハイテクセクターの未来

まずその前にハイテクに関するデータを紹介します。

私たちの未来を生成AIが変えていきます。

この生成AIはまだ始まったばかりです。

最初のデジタル コンピューターが発明されたのは約80年前で、そこからコンピューター、インターネット、クラウド、スマートフォンなど、当時では最先端技術だったものが、今となっては社会インフラ化しています。

そして今からは生成AIの時代が始まると言われています。

このグラフのこのラインは人間のパフォーマンスをゼロに設定したベースラインです。

このラインを上回っているものはすでに人間のパフォーマンスを超えています。

わずか10年前には、人間レベルで言語や画像認識を確実に提供できるAIはありませんでした。

しかし、グラフが示すように、AI システムの能力は着実に向上しており、現在では手書き認識から言語理解まですべての領域で人間を上回っています。

しかも生成AIはまだ始まったばかりです。

この生成AIの侵略スピードは過去の技術とは比べ物になりません。

生成 AI のユーザー導入率はこれまでの記録を上回り、テクノロジー業界の戦略を塗り替えています。

UBS の調査によるとChatGPT はわずか 5 日間で100 万人のユーザーを獲得し、わずか 2 か月で 1億人のアクティブユーザーを獲得しました。

TiKTok と Instagram が同じマイルストーンに到達するまでに2年半かかっているところをです。

まだまだ生成AIは始まったばかりです。

そしてビッグテック企業の生成AIもまだ始まったばかりでこれから本格的に企業収益に貢献してくるはずです。

Googleはジェミニ、マイクロソフトはコパイロット、アマゾンはアレクサやアマゾンQ、オープンAIはチャットGPT、テスラはスーパーコンピュータの道場などがありますね。

『ナスダック100以外にも投資したい商品があるんじゃ』

『SP500とかインド株とか日本株とかも買いたいから、お茄子さんを少額で買った場合のイメージを教えてくれんかのお?』

NASDAQ100未来予想図Ⅲの未来予想図

という事で、今回もまたモンテカルロシミュレーションで未来予想図を創り出します。

題してナスダック100の未来予想図Ⅲです。

今回のシミュレーションでもナスダック100の過去39年分の年間リターン率を使用します。

投資金額は毎月1万、2万、3万、4万、5万です。

積立年数は30年、試行回数は1000回です。

この条件でナスダック100の全体の中央値、上位20%の中央値、下位20%の中央値を導き出します。

まず全体の中央値の30年後の結果がこちらです。

月5万円は約2.5億円、月4万円は約2億円、月3万円は1.5億円、月2万円は約1億円、月1万円は約5000万円となりました。

5年後10年後15年後20年後25年後の詳細な数字はのちほど紹介します。

次に上位20%の中央値、楽観的観測の30年後の結果がこちらです。

月5万円は約8億円、月4万円は約6.1億円、月3万円は4.8億円、月2万円は約3億円、月1万円は約1.7億円となりました。

月1万円でも愚直に30年投資を続ければ1億円を超えてきますね。

次に下位20%の中央値、悲観的観測の30年後の結果がこちらです。

月5万円は約9000万、月4万円は約7100万、月3万円は5600万、月2万円は約3300万、月1万円は約1800万となりました。

月1万円でも老後2000万円問題は解決しちゃいました。

各シミュレーションの詳しい数値は下記です。

私と同じような子育て最中の方にはぜひ提案したいことがあるんですよね。

それは学資保険なんかにお金を入れるよりナスダック100を買った方がいいんじゃないかと。

学資保険とNASDAQ100

これはある学資保険のリターンです。

払込期間は10年でその間の保険料は月に15440円です。

10年間の払込保険料の総額は1852800円で、満期時に受け取る学資金の総額は200万円ということで、返礼率は107.9%です。

このチャンネルを見ているマネーリテラシーが高い人は、

「なんだこのクソみたいなリターンは」と直感的に思われるかもしれません。

10年も預けてたった15万円のプラスです。

もちろん保険と言う側面もあるので、自分が死んだときでも200万円は入ってくるというメリットはありますが、そのメリットを遥かに上回るほどリターンが低いんですよね。

さきほどのシミュレーションの結果ですが、毎月1万円をナスダック100に投資したら、20年目には過去と同じような成績であれば1300万、楽観的観測で3000万、悲観的観測でも600万なんですよ。

さきほどの学資保険200万だと悲観的観測のさらに悲観です。

しかも今年からは児童手当が拡充され、第3子以降は月3万円に増額されます。

だから児童手当で入ってくるお金でナスダック100を将来の教育費にために購入していき、評価額が増えすぎたとしても大学でのアパート代や食費代に必要な分だけ定額で売却してして仕送りを送ってあげれば良いと思うんですよ。

それでも余るのであれば結婚式用に取っておくとか、自分達の老後のためにとっておくということもできますしね。

あとは今50歳の方でも65歳まで15年もあるわけなので毎月3万円をナスダック100にお金を回すのもアリなのではないかと思います。

こちらは年間36万のシミュレーション結果ですが、15年で全体の中央値は1800万ですので、老後2000万円問題もナスダック100で解決できます。

もちろん50代の方は若い人よりも経済的余裕がある人が多いと思うので、ナスダック100以外は自分の投資戦略に応じた商品で新NISA枠を埋めれば良いと思うんですよね。

ちなみに私は積み立て投資枠の600万円はすべてナスダック100で埋める予定です。

このグラフィックは2億円以上の投資を受けたスタートアップの会社の数でどの国が先頭を走っているかを示しています。

AIの開発レースでは米国がAI開発の最前線にあって2013年以降累計で4643社で、世界全体をリードしています。

しかもこれらは引き続き成長しています。

2022年だけで、アメリカでは524のAIスタートアップ会社が設立されたんですよね。

もちろん今現在ではナスダック100に採用されていない会社がほとんどなわけですが、こういった企業から未来のビッグテックがペガサスのごとく登場してきます。

ナスダック100さえ持っておけばそんなペガサスも取り込んでいける可能性が高いんですよね。

日本はAI戦争でも世界に後れをとっていますね。頑張れニッポン!

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